2015年09月23日(Wed)12:12

保護者が大学受験に関わるべき4つのこと

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受験はもちろん生徒自身が主役であり、生徒が自ら進路を切り開いていく上での大きな関門です。しかしながら、保護者としてその成長の過程をどう見守っていくのか?というのも大きな課題ではないでしょうか?ここでは、受験生の親としてどのように子どもと関わっていくべきか、ご提案したいと思います。
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1 「私たちのころはこうだった…」は通用しない

昨今の受験の入試制度やその状況は目まぐるしく変わり続けています。
また、グローバル化が進む中で、5年、10年先の日本の経済状態や企業の隆盛を的確に見極めることは専門家でさえ難しい時代になりました。
そんな中で、保護者が「私の時代はこうだった。だから、あなたもこう進むべき。」と言うことが、通用しない時代になったとも言えます。
今現在、大学生の就職したい企業ランキングの上位に入っているような会社が10年先も安泰であるとは言えない時代になったからです。
例えば、いままで安定していると言われてきた歯科医という職業も、現状では歯科医・歯学部の学生数が増えすぎて、供給過多になってしまっているそうです。
これから需要が大きくなる仕事は、今現在はそれほど注目を浴びていない分野かもしれません。
ですから、お子さんと将来を話し合われるときは、アドバイスとしてご自分の経験をお話しするのは励ましになるとおもいますが、一つの見方に固執せず、お子さんと一緒に日本や世界各国のトレンド、将来の可能性を探っていくような気持ちで相談に乗っていただくと良いと思います。

2 事前に話し合うべきお金のこと

受験において、学習というパートは生徒本人の努力次第ですが、生徒本人の希望だけでは済まないのが「お金」の問題です。
受験にかかる諸費用、大学入学後の学費や一人暮らしをする場合はその生活費等、お金に関する問題は早い段階でお子さんとよく話し合っておくべき項目です。
もちろん、誰もが子どもの願う進路にできるだけ投資してあげたいというのが、親心だと思います。しかしながら、現実的なラインを話しあっておくことは、お子さんが進路設計をする上でとても大切です。
私立大学か国公立か、通いか下宿か、受験校は何校まで可能か?まずはお子さんの希望を聞いて、保護者の気持ち・予算も伝えておくことはとても大切です。
私自身の場合は、ずいぶん前のことになりますが、北海道から道外の大学へ一人暮らしをして通わせてもらうつもりだったので、仕送り分を考え、最初から受験は国公立にしぼりました。
それに加え、ダメだった場合のために北海道内の私学を1校だけ受験することを許されました。
最初から”枠”が決まっていたので、その分必死に頑張らなければならないな、と覚悟ができたような気がします。
子どもからは切り出しにくい話題ですので、保護者から口火を切ってあげてください。

3 どこまで任せる?

受験生を抱える親はついつい、「勉強はしてるの?」「模試の結果に努力が反映されていないのでは?」と言いたくなる、もしくは言ってしまって後悔した、という話を聞きます。
親の過干渉はもってのほかですが、口を出さなすぎるのも…と、加減に悩む保護者も多いと思います。 月並みかもしれませんが、お子さんが進路を自ら決められるよう、求められたら必要なアシストをしてあげる。
そして、方向性が決まったら、それを後方から支援するというスタンスが、お子さんが保護者に臨む姿勢ではないでしょうか? そのためには、お子さんがこの受験を乗り越えていける、と信頼していることを言葉や態度で示してあげてください。
まずは、お子さんの裁量でやらせてあげてください。そこで、上手くいかないところには、介入して行きましょう。 携帯を使う時間が受験勉強の邪魔をしているのであれば、高校生になっても(小学生・中学生ではよく聞きますが)夜になったら親に携帯を預けるというルールを実行している家庭もあるそうです。
どこまで任せるか?どこから介入するか?を親子で話し合ってみるのはどうでしょう?

4 親にしかできないこと

最後に、受験は最終的には生徒本人が乗り越えるハードルです。
しかし、その道のりで家族や教師や級友や周りの人の支えがあることを本人も知っていくでしょう。その中で、親にしかできない支え方もあります。
それは、子どもの精神的な支えになること、子どもが全力を尽くせるような環境を整えることです。具体的には毎日の生活リズムが安定するよう、栄養バランスのよい食事のサポート、経済的な援助です。 親が受験に対して身構えてしまって、ナーバスになってしまっては、子供に緊張が伝わって、ますますリラックスできません。
どーんと構えて、自分の失敗談を話したり、受験は皆が通る道だから、君にもできる!信頼しているよ、というポジティブなメッセージを送り続けていきましょう。

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私は、英語を教えることを10年以上やってきました。同時に、英語を学ぶことをその倍以上の時間をかけてやってきて、今もなお日々勉強中です。"やらなければならない英語”から”学びたくなる英語”になるよう、みなさんに発信できたらうれしいです。よろしくお願いします。