2015年11月05日(Thu)02:02

家庭教師をしている人必見!生徒のやる気を引き出す言動、なくす言動とは?

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最近人気急上昇中の学生による家庭教師アルバイト。自分の受験経験を生徒に伝え、それがきっかけで生徒が志望校に合格した時の喜びは自分のことのように嬉しいものです。ただ、アルバイトという立場上できることには制限があります。そもそも人に何かを教える経験があまりない人がほとんどなので、時にはうまく生徒のやる気を引き出して上げられない、なんて時もあるのではないでしょうか。ただでさえデリケートな時期の受験生に対してそんな時、どんな言葉をかければいいのか、またどんな言葉はNGなのか、一気にここで紹介しちゃいます!
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[やる気アップその1]成功体験を伝授する

自分が受験生の時の成功体験は生徒にとって非常に参考になります。
勉強法でも普段の生活についてでも、とにかく受験勉強自体慣れていない生徒にとっては先生であるあなたの全てがお手本になります。「こんなの参考にならないだろ」なんて思わずに積極的に自分の成功体験を伝えてください。
その時に生徒の性格や家庭状況を考えながら少しアレンジを加えて実践しやすい方法にしてあげられればさらにいいですね。

[やる気アップその2]キャンパスライフの楽しさを伝える

これは生徒のやる気を引き出す上では欠かせない要素です。
自分が現在通っている学校の様子を伝え、今頑張ることによって次にどれだけ楽しいことが待っているか教えてあげれば生徒もその目標に向かって頑張れること間違いなしです。
家庭教師のいいところは授業時間に多少の融通が利くところです。ずっと問題集をとかせてその解説をしているだけなら塾や予備校に行くのとそんなに変わりません。時にはこうした雑談を交えながら生徒の様子に合わせて勉強を進められるのは家庭教師の先生だからこそできることなのです。
学校生活について伝えるときはできるだけ詳しく伝える方がいいでしょう。自分が通っている学校が生徒の志望校である必要は必ずしもありません。大事なのは「高校」あるいは「大学」という環境がどれだけ楽しいところか伝えることです。インターネットやオープンキャンパスで得ることのできる情報以外の内情を教えてあげられるといいですね。
もちろんここでネガティブキャンペーンをするのはNG。たとえ自分が学校生活をあまり楽しめていないとしても、生徒の前でそれを伝えてしまうとどうしても生徒もマイナスのイメージを持ってしまいますので。

[やる気アップその3]時には勉強と関係ない話を

実はこれ、簡単なようで家庭教師のアルバイトをしている学生にとっては難しいことなんです。
あまりにもプライベートの部分で生徒と親しくなりすぎてしまうと、年齢も比較的近いことでなかなか勉強しようというムードにもしづらくなってしまいます。しかし、前述しましたが、家庭教師と塾講師の最大の違いは生徒の様子を見ながら進めることができることです。学校で辛いことがあったり、勉強で思うように行かなくて行き詰まってしまっている生徒に対してただやれ、と言っても生徒もやる気は出ません。皆さんも受験生時代を思い出すとそういった経験に身に覚えがあるのではないでしょうか。
例えば一日の学習時間が2時間なら最初の30分は最近の学校の様子や悩んでいることがないか軽い感じで聞いてみてはいかがでしょうか。その日の生徒の様子を見るという意味でもこの時間はとても有効です。悩んでいることがあるなら少し話を聞いてあげて、その日は少し進度を遅めにしてあげたり、逆にいいことがあってテンションが上がっている様子であれば予定よりも少し早いペースで進めるなど、生徒のコンディションを見ながら授業を進めてあげてください。そうすれば生徒も「先生は自分のことを見てくれている」と感じ、信頼してくれます。

[やる気ダウンその1]自分の受験生時代と成績を比較する

学生アルバイトの家庭教師がやってしまいがちなこの行動、生徒にとっては逆効果になってしまうこともあります。特に生徒の現在の成績に比べ、当時のあなたの成績がはるかに上回っている場合は要注意。生徒を発奮させるつもりで言った言葉が生徒を傷つけ、やる気をなくさせてしまう可能性があります。
[やる気↑1]でも書きましたが、たとえ年齢が2、3つしか離れていなくても生徒にとってあなたは「先生」なんです。先生が生徒である自分と成績を比べてきても生徒からすれば「そんなこと言ったってあなたは先生だろ」としか思えません。基本的に人間は周囲と比べられるのを嫌がります。ただでさえ、受験で周りの同世代と比較されることの多い生徒に対してこの言動はするべきではないでしょう。

[やる気ダウンその2]一緒にさぼる

「まさかそんなことするわけないだろう」多くの人はこう思うはずです。しかし、家庭教師というのは家で、しかも時間にある程度の融通が利いてしまい環境で勉強するのです。年齢が近いこともあってつい雑談で盛り上がってしまい、気づいたら本来進めようと思っていた範囲の半分も終わっていないなんてこともありうるわけです。
が痛いかもしれませんが、あなたは生徒にとっても「先生」ですがその生徒の親にとっても「先生」なのです。あなたを信頼して自分の子どもを預けたご両親からしてみれば先生が一緒にさぼっているなんて状況、ありえませんよね。
生徒の様子を見ながら進められるのが家庭教師のいいところと書きましたが、あくまでも勉強を教えに来ている、という立ち位置だけは忘れないでください。友達の家で一緒にテスト勉強をしているのとはわけが違うのですから。

最後に

以上やる気を引き出す言動となくさせてしまう言動についてまとめましたがいかがでしょうか。思っている以上に家庭教師をやるのは難しいと思いませんでしたか?
家庭教師のアルバイトは簡単に登録できますし、面接なども相手の家で簡単に行われて終わり、というパターンが多いので誰でも気軽に始めることができるので人気のアルバイトの一つです。時給もいいですしね。しかし、実際始めた人の多くが思っていた以上に難しいという感想を持っているようです。その原因の一つが生徒との距離感です。なまじ年齢が近いため、友達感覚になってしまい、親からの信頼を失ってしまったり、逆に厳しくしすぎて生徒からの信頼を失ってしまったり。
しかし、冒頭にも書きましたが、苦労しながら生徒と向き合って最終的に生徒が目標を達成したときは他のバイトでは得ることのできない達成感を得ることができます。
この記事が家庭教師のアルバイトをこれから始めようと思っている人や現在すでに始めていて少し悩んでいる人の参考になれば幸いです。

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はじめまして。omatsukaと申します。大学では「面白い文章とは」というテーマで日本語学と文学を専攻していました。教育学にも興味があり、学生時代は塾講師や家庭教師のアルバイトもしておりました。 いろいろな視点で教育について考え、文章にしたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。