2015年11月04日(Wed)18:06

生物は覚えれば勝ち。その考え危ないよ。

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生物って結局はどれだけ暗記してるかでしょ。そう思ってるそこのあなた。その考えとっても危ないです!!生物を解くポイントは『つながり』をどれだけ理解しているか。教科書に載っていることは全て実験によって発見されてきたものです。当時の研究者が何を思ってその実験をしてその発見をしたのか。これをしっかりと理解できていれば生物は暗記じゃなくなります!驚くほど点数も取れちゃいます!具体的に見ていきながら思考のメカニズムを理解しましょう!!
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そもそもなんで理科を勉強するの?

なんで理科を勉強しなきゃいけないの?そんなことを考えている人がいるかもしれません。
自分の日常を見てください。朝起きて、ご飯を食べて、学校に行って、授業を受けて。理科というものはその一つ一つに密接に関わっているのです。
どうして人間は睡眠を取るの?どうして食べ物を食べなきゃいけないの?電車とか車ってどうやって動いているの?なぜ紙が存在するの?時間はどうして進むの???
この謎を理解することは高い知能を持つ人間の特権です。その思考力が人間の強みです。自分の目の前で起こる事象の原理を理解することができればまた違った世界が見えてきますよ。

生物の勉強法

今回は生物の勉強法についてお話します。
冒頭にも示した通り、生物の内容は実験によって求められてきました。今学んでいることはかつての研究者たちが試行錯誤した結果です。
具体例を見てみましょう。

遺伝子の本体はDNAなんて常識?

遺伝子の本体はDNAだということは多くの人が知っている事実だと思いますが。ではそもそもDNAはどのように発見されたのでしょうか?

1896年、ミーシャーが包帯についた膿から白血球を取り出しその成分を分析したところリン酸を含む物質を発見しました。これが初めてDNAが発見された瞬間ですが、実はこのときDNAというものはただのリン酸の貯蔵庫だろうと考えられていただけで、遺伝子の本体はタンパク質だと考えられていたのです。
この考えはグリフィスによる肺炎双球菌の実験が行われるまでずっと続きました。

実際に遺伝子の本体はタンパク質ではないと確立されたのはその90年後の1952年です。
ハーシーとチェイスはタンパク質のみに含まれるSとDNAのみに含まれるPがそれぞれどのように移動するのか調べればいいじゃないか!と気がついたわけです。
もしタンパク質が遺伝物質ならばファージにSが移動する。DNAが遺伝物質ならばPがファージに移動するはずだ、と結果を見れば一発でわかってしまうような実験を考えだしました。結論を言うとファージに移動したものはPだったわけですね。

生物は実験だ

何度も言うようですが、生物は実験によって求められた結果です。
どうしてそう考えたのか、どうしてそんな実験をしたのか、この思考を身につければ決して難しくないはずです。嫌いだと思わないで原因を結果を見極める訓練をしてください。その思考に慣れればびっくりするくらい成績が上がりますよ。

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都内の大学に通う理系女子2年です。 中学受験・大学受験ともに苦労してきました。 生物。大好きです。