2015年11月05日(Thu)02:02

問題集の解答は配るべき!授業で解答集を配ることのメリットとは!

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あなたの授業、「問題の答え合わせ時間」になっていませんか?永遠と解説をする事が講師・先生の仕事だと思っている人って結構いますよね。でもそれは本気で勉強している子の時間を無駄にしている事になりかねません。だって自分一人でやっていれば、わからないとこだけ、解説集を読めばわかるのですから。では、解答集には出来ない事を先生はしなければならない、私はそう自分にいいきかせています。それは何でしょう?先生をされている方一緒に考えてみませんか?
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時間の無駄なので解答集を下さい

教師の立場になってみるとぞっとする話ですが、私は高校時代、一問一問問題集の答えを1つずつ生徒に答えさせて、〇か×か答える、×の時は解説を丸読みするだけのおじさん先生がいて、実に非効率な時間だと感じ、直接職員室に行き「あの先生の授業は時間の無駄です、解答集を貰えればあの1時間は5分で済みます、私でも教えれます。あの授業は受けたくないのですがどうしたらいいですか」と直談判に行きました。

正直私の言っている事は的を得ているので、先生方もどうしたらいいのだろうと戸惑いつつ必死になだめられたのを覚えています。
どこの学校にもよくいるその「○×先生」、それが反面教師となって教師を目指した部分が少しはあったかもと思うぐらい、なぜあれで働いていると言えるのか当時は不思議でした。

理想と現実

しかし、現実教師になってみると、自分が一番嫌だったそんな「○×先生」にならざるを得ない現実も目の当たりにします。新任としては1日補習も含め6コマをこなすハードな立場にあり、尚且つ校務・部活などいろいろと仕事をこなすと、毎回授業の構成とテーマなどを毎回考えている間もありません。特に受験生を受け持つと自分も大量の大学受験問題を解く時間だけでもかなりのものです。

学期初めに、全ての解答集を渡してしまった先生

そんな時、研修で衝撃のスタイルを確立した先生の授業(英語)を受けました。その先生はあらゆるテキストの解答集を全員に学期初めに全て配ったそうです。ここに解説と答えはあるこれは自分で勉強しなさいと言い放つのです。そして、その先生はひたすら、生徒の「発音矯正」に取り組みます。問題の解説は読めばわかる、でも音は人間である自分しか教えられないと。発音方法・発音記号の指導にほとんどすべての時間を費やしたそうです。勿論、戸惑い・批判は絶えなかったそうですが、その結果どうなったでしょうか?

その先生の担当のクラスだけが学年でずば抜けて英語の成績が上がりました。

「出せない音は聞こえない」確かそういう持論をお持ちだったと思います。実際にそのクラスの生徒の音読を聞きましたが、ネイディブに限りになく近いものでした。
確かな音を習得する事で、英語への苦手意識が減り、リスニング力も伸び、そしてもっと読みたくなる、読んでいるうちにわからに文に出会う、自分で解説集をしっかり読むというサイクルができあがったというのです。

解答を配ってしまう事の利点

どの教科でも共通すると思いますが、「答え合わせの授業」というのは高校生当時の私が感じたように、実に非効率な時間です。厳しい言い方をするとただ教師が「教師っぽく」時間を消費しているだけです。特に受験生で少しでも自分の弱点を克服したいと真剣な学生にとっては、自分はわかりきっている問題も、誰かが間違えていれば、だらだらとその解説を聞かなければいけないのです。
逆にみんなができている問題で自分は理解が出来ていない時、質問を躊躇し放置されていく子もでるでしょう。

レベル分けされていないクラスの場合は特にそれが顕著になります。

そんな授業ならもうその日のすべての解答解説を配ってしまいましょう。

しっかりと生徒に自分の間違った所に自分でチェックを入れさせます。
多くの生徒が共通して間違っている問題だけを数問ピンポイントで拾います。時間はたっぷりあるはずです。その数問が記憶に残るよう展開させましょう。

例えば一問づつ順番に〇×と40問やって、その40問を1時間後思い出せる子はどれだけいるでしょう。自分が当てられた問題ぐらいしか覚えていなくてもおかしくありません。

こなす数ではない・記憶に残らないと意味がないのではありませんか?

展開のヒントはその2に続きます。

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高校・中学で英語教師経験を積んだのち、海外で児童教員資格を取って幼児教室を開設。専門学校などで就職の英語指導も行ってきました。また学生時代は塾講師・家庭教師としても受験生と向き合ってきました。現在はいち母としても奮闘しております。多角的視点でわかりやすい記事を書いていきたいと思います。