2015年12月03日(Thu)12:12

志望校を変更する際の注意点!併願や滑り止め受験に潜む危険とは!

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いよいよ、センター試験や私立大学入試が迫ってきました。受験勉強総まとめとして追い込みをかけていくと同時に、出願校を真剣に考えなければならない時期でもあります。実際、センター試験が終わったあと、自己採点結果を見て志望校を変えるケースも多いですし、日程が合えば以前は予定していなかった滑り止めの私大にたくさん出願しておく、なんていうこともあります。しかし、実はこの出願校決定には様々な危険が潜んでいるのです。
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多くの大学に出願する受験生が多い!

いよいよ、受験本番が近づいてきました。
受験勉強や成績を上げる方法を考えることも大切ですが、実際に「どの大学のどの学部に出願するのか」ということを決定し、願書を書いて受験料を振り込まなければならい時期でもあります。
私立専願であれ国公立志望であれ、滑り止めとしてたくさんの私立大学に出願しておく受験生は数多く存在します。
私自身、ある私立大学の4つ学部に出願しましたし、友人は計10箇所もの大学を受験していました。
浪人を考えていないのであれば、全落ちというリスクを回避するためには仕方の無い方法なのですが、実はこれには非常に多くの危険やデメリットがあるのです。

リスクを避けた受験には時間もお金もかかる

多くの私立大学を併願するデメリットとしてもっとも大きいのは、お金がかかりすぎるという問題です。
受験なのだから仕方がない、と割り切ることができる親御さんは良いのですが、それでも場合によっては支払いが困難なレベルになることもあるのです。
まず第一に受験料が高すぎるという点。私大であれば、1回あたり4万円前後が普通です。受験するだけで数十万円…なんて大変ですよね。
さらに、多くの大学は合格発表直後に、入学権利の確約金として入学金の振込が必要です。滑り止めの中の第一志望の合格発表が、ほかの大学の発表よりも遅い場合、念のため入学金を払っておく、という必要が出てくるのです。
例えば、本当はA大学が第一志望であるのに、Aの合格発表前にB大学の合格が分かったとします。この場合、ほとんどのケースではA大学の発表前にB大学に入学金を振り込まなければならないのです。
そのため、滑り止めで受かった大学全てに入学金を払っていたら、何百万円にも…というじたいにもなるのです。
そして他のデメリットとしては、実際に受験をしにいく体力と時間がもったいないということです。
多くの大学を受験する場合は、下手をすれば毎日入試、ということも普通にあります。
第一志望の入試が終わったあとであればまだ良いのですが、そうでない場合、直前の見直しや休息もできなくなりますし、精神的にも余裕がなくなります。
そういう意味では、受験校はある程度の数に絞ったほうが良いのかもしれません。

志望校変更には当然リスクがある!

少し話は変わって、志望校(正確には第一志望)を変更することについて書きたいと思います。
センター試験の結果や滑り止めの私大の合否結果によっては、予定していた志望校を変える場合も出てくるでしょう。
国公立大学であれば、センターの点数があまりにも悪すぎると2次試験でいくら頑張っても逆転不可能、というケースもあります。しかし、それまで対策を重ねてきた志望校を安易に変えるのは非常に危険です。
これは私の個人的な意見ですが、センター試験の傾斜得点の1割までなら、2次試験で挽回可能だと考えています。
例えば、2次試験が500点満点、センター試験が500点換算の場合、センターリサーチのボーダーから50点以内の開きであれば、まだ合格の可能性はゼロではないということです。
滑り止めの大学を確保している場合などは、思い切ってもともとの志望校に出願しても良いのではないでしょうか。

最後に

ここまで、滑り止めの受験の注意点や志望校変更について書いてきましたが、もっとも大切なのは、「第一志望に合格できること」です。
滑り止め受験によって行く大学を確保していれば、安心して第一志望の受験を迎えることができるでしょう。
また、リスクを意識し過ぎるあまり、出願校を増やしすぎて第一志望の受験に支障が出てしまうことも避けたいですね。
浪人するのか否かなど、実際的な状況を考えながら、最善の選択をしてほしいと思います。

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高校卒業後、あは有名私立大学に入学するも仮面浪人を決意。塾や予備校には頼らず、大学に通いながら独学で京都大学に合格する。 塾講師や家庭教師の経験もあるので、様々なレベルの受験生のニーズに合わせたアドバイスをすることができると自負しております。