2015年09月02日(Wed)13:01

リスニング力を必ずつける朝のまどろみ5分の有効活用!

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受験科目の英語は、大学受験では非常に重要な科目というのは周知のことですが、その中でもリスニングという分野は、実は単語や文法などの分野と随分異なるものです。そのリスニング力をとにかく早くつけたい!必ず点数につなげたい!と思う受験生におすすめするのは、リスニング力をつけるための「耳づくり」(基礎作り)をすることです。ただ、耳を英語に慣らすために受験生が毎日長時間英語を聞くのは大変なことで、効率も良くありません。そこで、私が米大学留学時、そしてそれ以降にも実践していました非常に効率的な方法をご紹介します。日本で大学受験生や、英語に関心を寄せる私の多くの生徒さんにも伝授した方法です。
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リスニング力を上げたいあなた、焦らないで!

リスニング力をあげる為には、当然英語を頻繁に聞いて耳を慣らさないといけません。

しかし、受験生にとって一年間は非常に大切な時期ですので、一日中英語のCD、DVDやラジオばかりに時間を注ぐわけにはいきません。

そこで、時間が限られている受験生におすすめの効率的な方法を以下に紹介します。私の留学時代の実践方法でもあります。

受験生の皆さんは、今からでも決して遅くはないですので、ぜひこれから実践して効果を感じてください。                            

ポイント!朝のまどろみ”5分”の有効活用!

まず就寝前に、イヤフォンと手持ちのスマートフォンかラジオ、もしくはオーディオをベッドの側に用意します。目覚ましの時刻は5分〜10分ほど早めに設定しましょう。起床後、そのままベッドの中ですぐにイヤフォンをして英語をとにかく聞き流してみてください。目を閉じてひたすら聞き流してみましょう!

その方法に慣れてきたら、”知っている単語、文”を意識して聞き取りながら、全文を聞き流しましょう。

はじめのうちは、全内容を把握しないでも良いでしょう。しかし、”知っている単語、文”だけは必ず「拾い聞き」して英語の音に慣れるようにしてください。

又しばらくすると、”知っている単語、文”を繋げて聞きとりやすくなり、全文がわかるようになります。

朝のまどろみの中では、シャドーイングという復唱のようなことはできなくても、聞き流すだけで目覚め後のすっきりした頭に英単語の発音と英文がそのまま耳に入ってくるのを必ず実感できるはずです。

ただ、この起床後に聞く英語を何にするかは、以下で述べますので参考にしてください。

英語ニュースがおすすめ!

もちろん、起床後から好きな外国のドラマや映画を耳で聞き流すのも良いでしょうが、ここは一つ受験だけにとらわれないリスニング対策として、英語ニュースを聞き流すのをおすすめします。

スマートフォンならアプリにもある”NHKワールドニュース”やアメリカの公共ラジオの”NPR”が一番手を出しやすいでしょう。

ちなみにこれらは、大学進学後や社会人になってからも是非聞き続けていただきたい英語のニュース源です。TOEICや米大留学のためのTOEFLや米大学院留学のためのGREなどの受験の際にも非常に役に立ちます。

ただ、時事英語は単語力も当然必要になってきますので、受験生の皆さんが持っている旺文社ターゲットの単語本に出てくる単語を意識しながら聞いてみると良いでしょう。(*旺文社ターゲット単語本は日本の大学受験だけでなく、その後の大学、留学、TOEIC、TOEFL受験などの基礎力となりますので受験生の皆さんは是非がんばって覚えていただきたいと思います。今は大変ですが、この先、後悔することは全くありません!努力は報われますよ!)

リスニング力は日々の練習のたまもの!

語学の中でも、リスニングというのは英単語や文法などの分野と異なる分野というのは上述の通りですが、これには「経験」が必要となります。

つまり、ピアノやスポーツのように、日々練習を重ねることでその力が養われ「使い物」になります。

外国語というのは、日本語だけを話す者にとってみれば「知らない・分からない音」そのものでもあります。それを日々意識しながら聞き続け、その音に慣れるのは非常に大切なことです。

極端な話ですが、単語、文法、英作文は覚えれば最短何ヶ月かでも追いつきます。しかしリスニングだけは「慣れ」を要しますので、ぜひ今回紹介しましたリスニング力養成方法で基礎力を身につけてください。(スピーキングもそれなりのトレーニングが必要ですが、英文法が鍵になり、リスニングの勉強に便乗してシャドーイングという復唱を行えば、かなり効果的に話せるようになりますので又別の機会に記事にまとめられたらと考えています。)

日中のリスニング対策

最後になりますが、このような毎朝の「リスニング耳づくり」を継続して行いながら、日中の受験勉強スケジュールの中に、リスニング問題対策をしてください。

日中のリスニング対策は、リスニングの過去問をすることが多くなるかと思いますが、数をこなしたい方はTOEICのリスニング問題に取り組むと良いでしょう。(*TOEFLリスニングは難易度が上がりますので、日本の大学受験対策としてはあまりお勧めできません。)

取り組む中で、①数 ②場所 ③登場人物 ④時間・・・などの”数字”に気をつけて聞くようにしましょう。これを軸に聞くことが確実な回答選びにつながります。なんとなく状況を把握するために聞き流してしまうと点数につながらない結果になりやすいので十分気をつけましょう。

そのほか、受験勉強の休息の時間には好きな洋楽があれば聴くのも良いでしょう。歌詞の中で、様々な英語のフレーズが出てきますので、それを丸ごと覚えてしまうと英作文などの時に役立つ時もあります。その際は、必ず Lyrics(歌詞)をネット上やアイフォンで探して、それを目で追いながら聴くのをおすすめします。

まとめ

リスニング、と聞くだけで硬直してしまう受験生は少なくないはずです。

そういう私も、リスニングは非常に大きな壁と感じていました。特にアメリカの大学に学部留学した当初は、リスニングさえもっとできれば!と悔み、そのような時に自ら思い立ったのがこの方法です。

少し早めに起き、イヤフォンをつけ、そのままベッドの中でNPR(アメリカ公共ラジオ放送)を毎朝聞き続けました。

しばらく経つと、一つ一つの単語や文がそのまま聞き取れるようになったことに気づきました。

この朝のリスニング勉強の効果から、学生時代、そして社会人時代も実践し、友人や生徒さんへ伝授し続けています。

リスニングと聞いて拒否感を示す前に・・・是非この方法で「リスニング耳づくり」をはじめてみてください!

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アメリカのシカゴ近郊に永住するヤンゆう子です。日本の大学受験、アメリカ州立大学受験を経て、ウイスコンシン大学環境科学部に留学経験があります。日本では、大学受験生英語塾講師、児童英会話講師&教室運営、家庭教師、社会人の英会話指導などの職歴があります。現在は、アメリカのモンテッソーリ教育の私立幼稚園・小学校に二人の子供たち(年中と小4)を通わせ、「教育とは何か」というのを常に考えています。長男のアメリカのモンテッソーリ小学校では、算数のアシスタントボランティアとして計算練習をテストする仕事にもついています。