2015年09月07日(Mon)16:04

国公立大学医学部合格を狙う受験生への3つのアドバイス

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近年の経済不安から、安定した職業に就ける学部が人気を集めています。医師を目指す医学部も例外ではありません。特に、国公立大学は学費負担が比較的少ないため、人気が高く難関です。合格を狙うには今からどのような対策をしていけば良いのでしょうか。
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はじめに

 これからアドバイスしていく3つは決して特別なことではないので、“そんなの当たり前!”と思うかもしれません。しかし、“当たり前のことを当たり前にやる”ことが出来ない受験生が多いのが現状です。私自身、医学部志望をはじめとした受験生を数多く指導してきましたが、“当たり前”と思うことを実行できず、受験が終わり不本意な結果に終わってしまった学生を何人も見てきました。そのような結果にならないように、自分の現状と照らし合わせながら読んでください。

1.普段の高校・予備校・塾の授業、そして“基本”を大事にする

 センター試験を想像してください。センター試験の合計得点率の平均は毎年60%前後で推移している中で、国公立大学医学部に合格するには90%の得点率を確保しないと難しい、つまり、東京大学・京都大学に合格する得点率が必要なのです。
 90%の得点率を確保するには、センター試験に必要な5教科7科目に苦手分野が多いとまず不可能です。90%ということは実質、全教科・科目満点狙いを目標にして、残りの10%はケアレスミス想定で…そう考えてしまうと震えが止まらない受験生が続出しそうです。しかし、センター試験は高等学校学習指導要領に対応した試験、つまり、教科書で学習をしてきた内容を問われる試験です。まずはどの教科・科目も“基本”の習得が大事なのです。

2.早めに論文・面接対策を行う

 論文・面接対策は医学部を受験するにあたり必要とは分かっていても、どうしてもおろそかになりがちです。学科試験と比べると、大学によって得点化したりしなかったり、得点化したとしても学科試験よりもはるかに合格判定に占める割合が小さいからです。
 しかし、面接試験は東京大学・九州大学を除いた全大学の医学部で実施され、近年面接評価を重視する傾向にあります。また、とある大学では“面接の結果によっては不合格とすることがある”と募集要項で予告しています。
 医療分野の時事のチェック、自己分析を日々隙間時間を見つけて行い、ノートにつけておくことをおすすめします。学科の学習のようにまとまった時間をとる必要はありません。

3.部活や学校行事、趣味もじっくり取り組む

 医学部受験はただでさえすべきことが多いのに、部活や学校行事、趣味に取り組む時間なんて…と考えるかもしれません。しかし、長い受験生活の中で、息抜きがうまくできることは集中力やモチベーションを高めることにつながります。
 そして、少し先の自分を想像してみてください。晴れて医学部に進学すると毎日のように朝から晩まで授業や実習が待っています。医師免許を取得すると、研修医として24時間体制で医療に携わることになります。そんな中で、自分なりの息抜き方法がないと、ストレスばかりの人生になってしまうかもしれません。
 自分なりの息抜き方法なんて…と思っているみなさんは、問題に息詰まった時に近くへ散歩に出てみることからはじめてみてはどうですか。散歩中に解答が浮かぶかもしれませんよ。

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大学時代は家庭教師。大学卒業後は大手予備 校でのべ800名もの受験生の進学指導経験 あり。特に、医学部進学指導を行っていた時 期が長く、保護者面談も数多く経験。現在、 専業主婦・1児の母として子育て奮闘中。