2015年09月24日(Thu)17:05

受験勉強でスランプに陥ったときの対処法!思うように勉強が進まない受験生へ

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「思うように勉強が進まない」「成績が伸び悩んでいる」そんなスランプには誰でも陥る可能性があります。スランプに陥ると気は焦り、イライラするばかりで勉強は手につかず…という悪循環。そんなとき是非試してみたいメンタルケアをご紹介します。
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スランプは誰でも陥るもの?

 1年にも及ぶ受験生活ではスランプに陥ることもしばしばあることでしょう。しかし中にはスランプと無縁の受験を送る人がいるのも事実です。そもそもスランプは誰もが陥るものなのでしょうか?
 もちろん答えはNoです。スランプはいきなり原因不明に訪れるものと思われがちですが、そんなものではありません。スランプに陥るきっかけはたいていの場合、自分自身で作っているものなのです。たとえば模擬試験で思うような成績が2度続けて取られなかったとき、「あれ、スランプかな?」と思うことがあります。するとそこからスランプが始まるのです。
 つまりスランプは自分自身で「スランプだ」と思うことで始まります。逆を言えば、いい意味で「鈍感」な人はスランプとは無縁でいられるのです。

スランプの根拠を確かめてみよう

 自分はスランプなのではないかと思ったら、確かめておきたいことがあります。まず自分がスランプだと思う具体的な根拠を上げてみることです。たとえば模擬試験で偏差値がいくらぐらい下がったとか、学習時間がどれくらい減っているとか、具体的な数値で示せるものを考えてみましょう。
 スランプの多くは「自分はいまスランプだ」という自己暗示から来ているものが多いので、根拠を上げてみると、そう大したスランプでもないことが分かることも多いのです。
 ただ自己暗示とは恐ろしいもので、根拠もないのに「スランプだ、スランプだ」と思い込んでいると、本当のスランプがやってきます。初期の、あえて言えば「妄想スランプ」のうちは、気持ちの持ちようでいくらでも克服できますが、本物のスランプに陥ると、今までできていたことができない、など深刻化した症状が現れるので、注意が必要です。

成績アップ直前に見られる屈伸現象とは

 成績が劇的にアップする前に時々見られるのが屈伸現象です。いったん成績が下降した後で、一気に向上するという現象のことです。ちょうど屈伸運動の時、一度かがんでからグッと体を伸ばす様子に似ています。
 一般に学力は滑らかな右肩上がりの直線・曲線を描きながら向上するものではないのです。小さな上昇と下降を繰り返しながら、ジグザグ式に向上していくのです。しかし受験期の学生は、その小さな揺れを大変なことのように感じてしまい、そのたびに一喜一憂します。そのたびに勉強が滞り、かえってスムーズな学力の伸びを妨げるのです。
 正しいやり方で適切な学習時間を確保しているならば、目先の成績下降を気にしすぎてはいけません。むしろ、「ここでしっかり実力がためられて、いずれジャンプできるんだ!」というくらいの前向きな気持ちを持つことが大事です。

メンタルケアはヘルスケアから

 スランプの原因の多くは自己暗示、思い込みです。マイナスの思い込みをしてしまうときは往々にして、体の状態にも問題があるものです。たとえば睡眠が充分ではない、栄養が取れていないなど、体が本調子でない時には、心までが引きずられるものなのです。
 スランプだと思ったら、思い切ってしばらく勉強から離れ、体をゆっくりと休めることも必要です。スポーツでストレスを発散し、おいしい食事をとってリラックスすれば、自然と心に活力が戻ってくるはずです。まずは体の状態を整えることから始めてみるのも、スランプ克服の方法です。

スランプにある自分を肯定する

 最後に大事なのは、スランプだと思ったらそんな自分を否定せず、むしろ肯定することです。そもそもスランプとは真面目に取り組んでいるからこそ起こることなのです。大して勉強もせず、適当に勉強している人にスランプなどは訪れません。真面目にコツコツ頑張っている自分だからこそスランプになってしまったのだと考えてあげてください。
 そしてその先にある自分をイメージしてみましょう。スランプを乗り越えて、さらに強くなった自分、成績が上がった自分、そして最終的に第一志望に合格する自分を強くイメージしてあげることが大事です。
 ピンチはチャンス!スランプに陥っているのはこれからさらに大きく成長するきっかけをもらったのと同じことです。その壁を乗り越えて、夢を手につかむ日まで頑張ってください。

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joe

現役で東京大学文科Ⅲ類に合格し、学生時代は予備校講師として多くの受験生を指導しました。現在は社会人に英語を指導しつつ、自らは翻訳や通訳を行っています。受験生や保護者の心の支えになるような情報を発信します。