2015年09月27日(Sun)17:05

大学受験の模試って受けたほうがいいの?いくつ受ければいいの?

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 高2、高3になると模試の存在が気になる受験生が多くを占めると思います。筆者も周りがたくさん模試を受けている姿をみて焦りを覚えることもありました。この記事では、どんな模試を受けるべきか、どのくらい受ければ良いのか、復習はどうするか、といった質問に対する一つの答えを提供する目的で執筆しました。
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模試はいつから受ける?

筆者の高校では、高一から模試を受ける人もいました。高二の夏休みになると過半数の人がどこかしら、塾の模試を受けている、という状況でした。
 筆者は、模試はある程度勉強が進んでから受けるべき、という考えをもっています。「ある程度勉強が進む」、というのは「入試範囲を一周した」という意味です。ですから人それぞれペースは違いますが、高三になってから初めて模試を受ける、というぐらいが良いと思っています。次項で模試の効用を述べながらその理由を説明していきます。

模試はなんのために受ける?

模試の効用の一つ目は「受験のスタイルに慣れる」というところにあります。受験生が一つの教室に集い、時間制限のなか緊張感をもって問題を解く経験は貴重です。また遅刻する、教室を間違える、といったミスを防ぐために良い経験になります。そのため、センター模試は受けておくべきです。
 二つ目は、「自分の立ち位置を明確にする」ところにあります。模試の結果によって、同じ大学を志望する受験生の中で自分がどれくらいの位置に来ているかを知ることができ、それによって後の勉強計画を立てることができます。

模試の受けすぎは意味がない

 模試を受けることで成績が上がる、と思われる受験生も多いと思いますが、模試の受けすぎは、しだいに緊張感がなくなり、時間の無駄になります。模試が学力向上に役立つのは、数少ない模試に向けて勉強するとき、結果を受けて復習するとき、次の目標を定め勉強するときです。したがって、模試の合間にまとまった時間をとらなければ学力向上は望めません。

模試の問題と本番の問題はかなり違う

 模試で問題形式に慣れる、という意見はある程度は正しいです。つまり、論述や答案の書き方という、内容に関係のない形式面での慣れは、模試から得られるでしょう。しかし、問題のクセといったものは真似するのが難しく、模試と本番の試験は別物、という場合がほとんどで、問題のクセに慣れたいのなら過去問を解くべきです。とくに東大模試は、首を傾げてしまう問題が多いです。

まとめ

 模試を受けることの効用は、受験における「形式」に慣れるところにあります。しかし、模試を受けるだけでは学力は向上しません。模試を受けるまでに勉強の蓄積をし、模試が終わったら復習する、という点が学力向上に効果的です。こうした理由で、筆者はある程度勉強が進んで基礎学力を見につけ、受験生全体における自分の立ち位置が知りたくなったり、受験のスタイルが気になってきたりした後、時間を空けて模試を受けることをおすすめします。

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塾でたくさん勉強し、めでたく中高一貫校に入る。もう塾はこりごりだと思い、中高6年間塾に通うことなく過ごす。ネットやYouTubeを使う一方、今では使われなくなってきた往年の名参考書を使うなど、周りの受験生とはズレた勉強法を採用し、東大に合格。