2015年09月27日(Sun)17:05

暗記してもすぐ忘れる! 記憶の仕組みを知って暗記を効率化しよう!

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塾講師時代、高校生たちから「一緒な塾に通っているのにアイツの方が勉強が出来る」「あの子は彼氏とデートしたり遊んでいるのに成績がいい」なんていう悩みを聞くことがありました。あなたと、その人たちの違いは、効率のいい勉強方法を知っているかどうかという事だけです。大丈夫!あなたも記憶の仕組みを理解すれば、今よりも効率よく点数を稼ぐことは可能ですよ。
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記憶には大きく分けて3種類ある

記憶と呼ばれるものには、大きく分けて3種類あります。
「長期記憶」「中期記憶」「短期記憶」というものです。

記憶期間としては、短期記憶は1分弱、中間記憶は約9時間、長期記憶になると一生涯覚えていると言われています。

「テスト前日に覚えた内容が、テスト当日思い出せない」という人は、記憶力が悪いわけではありません。単に、長期記憶にすることが出来なかっただけです。
では、どのようにすれば、一生忘れることのない長期記憶にできるのでしょうか?

どうして徹夜の内容はすぐ忘れる?

人間の脳は、色々なことが入ってきても対処できるように、常に新しい情報を上書きするようにできています。
ですから、一生懸命覚えたことでも、時間がたつと全く覚えていないという事はよくあることなのです。

お店などの電話番号を何かで見て、覚えて電話をかけたとしても、そのすぐ後には忘れてしまっていますよね。このように一瞬で忘れてしまう記憶が「短期記憶」です。

試験前日に寝ないで覚えた勉強の内容。これも、試験が終わったら忘れてしまうことが多いですね。このように、数時間程度しか持たない記憶が「中期記憶」です。
一般的には、この記憶がもつのは約9時間と言われています。

徹夜で1度きり覚えても、テストが終わる頃にはすっかり忘れてしまっているのは、脳の仕組みによるものだという事がお分かりいただけたのではないでしょうか。

短期記憶、中期記憶を長期記憶に変えるためのステップ

短期記憶や中期記憶を長期記憶にする方法はただ1つ。
「記憶している間に、もう一度記憶しなおすこと。そして、たまに思い出すこと」です。

学校の先生や塾の先生がよく言う「復習」や「反復練習」のことですね。

なんだ、そんなことかと思いますか?
最初にもお話しましたが、脳は常に新しい情報を上書きしていきます。いったん覚えたと思われる情報も、長期記憶化していなければ、どんどん上書きされて思い出せなくなります。

ですから、最初に記憶した内容を「9時間以内に」もう一度復習してください。
その時点ですでに忘れてしまっていたら、もう一度記憶しなおしましょう。

たとえ覚えていたとしても、数日以内にもう一度記憶した内容を思い出すようにしてください。思い出す頻度が多いほど、その記憶は長期記憶として保存される可能性が高くなります。

おわりに

「復習」は、おそらく小学生の頃からずっと言われ続けていることですが、その大切さを実感している学生は本当に少ないです。
新しいことをどんどん覚えることに必死になっているだけでは、過去に覚えたことはどんどん失われてしまいます!あなたが費やした勉強時間を無駄にしないためにも、脳の仕組みを利用した復習方法を試してみてください。

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塾講師をしていました。一生懸命勉強しても成績が伸びない原因には、勉強方法だけではなく、睡眠のとり方や食生活が影響していることもあります。塾講師の経験および、栄養学で学んだ視点からアドバイスさせていただきます。